和ゆるヴェーダ
「アーユル・ヴェーダ」は、アーユス(生命)のヴェーダ(科学、智恵)、
つまり生命に関する智恵という意味を持つ世界で最も古い伝統医学です。人間 が持っている自然治癒力を高め、健康の維持増進、若さを保ちます。自分自身の身体と心の状態について知るためのすばらしい教えです。

「和ゆるヴェーダ」とは、インドの叡知である「アーユルヴェーダ」を日本の文化や日本人にあったライフスタイルにあった「生命科学の知恵」として活用して行くために、出来上がりました。
言霊もとても大切であることから、アーユルヴェーダでいう3つのドーシャ、
「ヴァータ」「ピッタ」「カパ」を
「森の音」「水の音」「風の音」と呼び、
それに合わせた、香りや施術を行っていきます。
和の香り・ゆず シソ クロモジ ヒバ すぎ ひのき タイリン月桃 など
和・調和、平和 和らぎ 和み 日本を意味する和食、和服、和音、和風など
ゆる・ゆるゆる ゆるす ゆるぎない
ヴェーダ・科学 真理 知識
森の音(ヴァータ)
フットワークの軽さ、軽快さ、順応性をもち、機敏で活発、想像力豊か、
イメージ力があります。
太りにくく、手足が 冷えやすく、髪や皮膚は、乾燥しがちです。
バランスが崩れる(ヴァータが過剰になる)と、、、
不安が強くなり、気分がかわりやすかったり、心配性になったり、
眠れなくなったり、忘れっぽかったりします。
身体は、便秘やガスがたまったり、寒がりで手足か冷たくなったりします。
バランスするには、、、
規則正しい生活をしましょう。不規則はますますヴァータを増やします。
お風呂に入って温まったり、オイルでマッサージもおすすめです。
温かい食事、油分の含まれる食事を摂りましょう。
いい香りや音楽でリラックスしましょう。
水の音(ピッタ)
火のエネルギーが優勢な人です。
知的で情熱的、リーダーシップを発揮します。
頭の回転がよく、チャレンジ精神が旺盛です。勇敢です。
中肉中背で、スタイルのいい人が多く、髪は細くて柔らかです。
目にも特徴があります。
バランスが崩れる(ピッタが過剰になる)と、、、
短気で怒りっぽくなったり、批判的になります。
完璧主義に走ったりします。
胸焼けしやすいなど
皮膚にはトラブルが出やすく若ハゲや白髪になりやすいです。
バランスするには、、、
熱くなりすぎないよう闘争的にならないよう落ち着きましょう。
討論や競技を避けるといいでしょう。
辛くて刺激のあるものは、ピッタを上げますので避けま しょう。
休息を十分にとりましょう。冷たく水分の多い食べ物を摂りましょう。
月をみたり、いい景色を眺めたり、心を安らかにして行きましょう。
水のエネルギーが優勢な人です。
大地のように安定して忍耐力があります。
穏やかさ、寛大さがあり、辛抱強く何かをやりとげます。
急いで何かするのは苦手です。平和主義です。骨格はしっかりしています。
髪は黒くてつやあり、目が大きくまつげが長いです。
大きく厚みがあってしっかりした手をもちます。
バランスが崩れる(カパが過剰になる)と、、、
肥満になりがちです。太りやすいです。眠気や倦怠感が強くなります。
鼻水や鼻づまりになりやすいです。
思考が鈍くなり、おおざっぱになったり、無気力になったりします。
物事にこだわり、執念深くなる人もいます。
バランスするには、 昼寝をしないこと、寝過ぎないこと。
日中活動的に動きましょう。運動する習慣をもちましょう。
冷たいものや油っぽいものに気をつけた食事をし、
食べすぎな いようにしましょう。
温かく、スパイシーなものがいいです。
髪を洗って濡れたままにしないこと、よく乾かしましょう。
朝のシャワー、入浴がいいです。香り を楽しみましょう。
3つに分類したおおまかな特徴をを書き出しています。
これは、誰もが、この3つに分類されるわけではなく、
誰もがこの3つの特徴を持ち合わせ、
何かを多く持ってバランスしています。
例えば、同じピッタ体質だとしても、
持ち合わせ ているパーセンテージが違いますから、
まったく同じにはなりません。例えば、ヴァータとカパ、
ピッタとヴァータのように二つが同じ割合でバランスし、
残り一つが少なめという場合、または、ヴァータ、ピッタ、カパが
三つ同じ割合でバランスしている場合もあります。
特徴を知るということは、日々の生活に役立ちます。
上記には、全てあげておりませんが、
ピッタの人が、ピッタを増やしやすいのに、ピッタの季節である夏に、
ピッタの増える辛い食事をし、白熱した野球観戦をしたら・・・。
情熱を持ち合わせた人だけれど、
それが過剰になって怒りになっていたら・・・。
とにかくクールダウンしなければならないことは想像がつきます。
問診をしたら、自分はカパと言われました。
では、この人は、いらいらしたり、焦ったりしないでしょうか?
そんなことはないのです。季節、時間、置かれた環境、土地、
ライフスタイルで、アンバランスしてしまいます。
今どういう状況で、何がアンバランスしているのか、
何が増えているから、減らさなければならないのか、
増えない努力をするにはどうしたらいいのか、
考えていくことができたら、
すばらしいことではないでしょうか?
